再会の感動
只今、非常に感動してます。
私がこの仕事を始めてすぐ、当時の会社で2年目か3年目の頃だったと思います。かれこれ20年以上前に工事したお庭を見つけました。
若かりし頃の気に入っていた現場でしたので、外観がとても印象に残っていました。
かなり勇気を出してインターホンを鳴らしたら、シルバーヘアーになられた素敵なままの美しい奥様が出てきてくださいました。素性をお伝えしたところ、覚えていてくれて、色々とお話をさせていただきました。
それだけでも感動なのに、当時造ったお庭の(経年劣化による)悪い所が全然ないとおっしゃってくださいました。
表札が取れ、各門柱にヒビが入ってはいたもの、確かにインターロッキングがうねったり、土留めが傾いたりがない。
苔むしたり年数を経ている感じは出ていますが、デザイン的にも時代遅れ感がありません。可愛らしいまま(自画自賛)・・・だと思いませんか??
書き切れないほどの様々な思いが渦巻いています。
外構工事は、ちゃんとした会社に頼むべき。でもその判断をするのは、難しいだろうな。。。
写真の許可もいただきましたので、ご覧いただけます。
あんな風な優しくて素敵な奥様にはなれそうにありませんが、努力はしなくては。
↑
エスビック『ランブリック』を使った門まわりと階段
アプローチの曲線も大袈裟じゃないところが良いと思うのです。
階段も、曲線がきついと歩きにくく、危険です。
当時から、この感覚は変わらないな~。
苔が可愛いと思いませんか?
たいてい、こういう階段のインターロッキングは20年も経てば、多少は下がるのですが、当時のできる職人さんのすばらしさですよね~。
人も庭も、良い感じに年をとっていきたいものです。
佐藤 純子