こだわりのカーポート工事
数年前に外構工事をさせていただいたお客様からカーポートとフェンス工事のご依頼がありました。
簡単そうに見えるカーポート工事ですが、実はいくつもポイントがあります。
↑ 工事前の写真 ↑
↓ 工事後 ↓
①カーポートサイズの検討
カーポートサイズは色々ありますが、その場所に合うベストなご提案を心掛けていて、特に間口の広さにはいつも拘っています。
敷地に余裕があり、普通車2台駐車なら、広めの6mを設置しましょう。
「梁延長」という出入りの邪魔にならない場所に柱をずらして設置する方法もあります。
②屋根形状の加工
外壁にあたる部分を加工して広く停められる様にしました。
花壇もあるので雨が少し落ちる様に。。
屋根に注目 ↓ ↓
③屋根まわりの化粧
オプションで屋根まわり(ハフ)に木調色の化粧を付けました。
こちらはウォールナット色。
引き締まって高級感が出ますね。
④柱周りの処理
カーポートの柱を埋めてコンクリートで固定する際、メーカーの施工要領に則り大きめに掘らなければなりません。
現状がインターロッキング舗装だったのでブロックを外して加工して戻す、という風に後から柱を建てても綺麗に納めることができます。
まだカーポートは建てないけど数年後に設置予定の方には、インターロッキングの駐車場にしておくことをお勧めしています。
アスファルトやコンクリート舗装の場合は解体をしますので、完成後は柱部分に四角い跡が残ります。
⑤確認申請
カーポート工事は建物とみなされ、建築確認の許可が必要です。
自治体による、ではなく日本全国共通の建築基準法です。
申請費用が掛かるし正直面倒ですが、その様な法律があるという事を弊社では都度お伝えするようにしています。
その他、雨樋の埋設やカーポートの色決めなど、たくさんごこだわりのポイントがあります。
後悔をしない様に、多角的にトータルでアドバイスできる業者に頼むことは大事かなと思います。
ちなみに奥に設置したフェンスは、ディーズガーデンのアルファウッドフェンス。
家と物置に合わせて色を選びました。
アルファウッドフェンスは他メーカーに比べても色褪せや変色がしにくく、汚れ防止と強度が上がる笠木もあるので、目隠しフェンスにはとてもオススメです。
失敗しない外構工事をしましょう!